アリマウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)
花。においや色でハエなどを花筒の奥へ誘い込む
| 種名 | アリマウマノスズクサ |
|---|---|
| 科名 | ウマノスズクサ科 |
| 別名 | ミツデウマノスズクサ、ホソバウマノスズクサ |
| 学名 | Aristolochia shimadae Hayata |
| 摘要 | 兵庫県(六甲山系)・北九州(長崎県・佐賀県・熊本県)・久米島・八重山諸島、台湾に局所的に分布するつる性の木本(※高知で自生は確認されていない)。花筒は淡黄色で外側に淡軟毛を密生する。内側は無毛で赤褐色から濃褐色を帯びる。 |
| さらに詳しく① | 牧野富太郎は1936(昭和11)年、兵庫県博物学会神戸支部の裏六甲採集会で五社駅を訪れた際に、本種を新種と判断。その場で地元の名を冠した「アリマウマノスズクサ」という和名を付けると、参加者一同がにわかに活気づき、みんなで万歳三唱したと、記録に残っている。兵庫県博物学会 会誌』12(1936年7月)]。ただ牧野は現地で標本も残しているが、学名を正式発表にするには至らず。現在は、1916 (大正5)年に『台湾植物図譜』において、早田文藏が発表した学名が採用され、和名にのみ牧野が付けた名前が残る。 |
| さらに詳しく② | |
| 植栽エリア | E展示館 中庭/周辺 |
| 開花期 | 4月下旬〜5月中旬 |
| 見ごろ | |
| 博士ゆかり | ○ |
| 植物図 | |


