2024-09-03 / 最終更新日 : 2024-10-03 牧野植物園広報課管理 シマサルスベリ(ミソハギ科) 小さな白い花を円錐花序につける 樹皮は茶褐色で、夏に蛇が脱皮するように一斉にはげ、美しい肌を現す 紅葉が美しい(11月下旬撮影) 小さな白い花を円錐花序につける 種名シマサルスベリ 科名ミソハギ科 別名- 学名Lagerstroemia subcostata Koehne var. subcostata 摘要 琉球、台湾、中国大陸の亜熱帯に分布する落葉高木。材皮は赤褐色ではげやすく、滑らかな幹肌がよく目立つ。7~8月に小さな白い花を円錐花序につける。 さらに詳しく① 中国原産のサルスベリ(百日紅)は夏から秋の花として、広く公園や庭園に植えられ、よく知られている花木だが、日本には、屋久島、種子島など南九州から琉球列島に分布するシマサルスベリと、屋久島に特産するヤクシマサルスベリがある。シマサルスベリは漢字で書くと「島猿滑り」。サルスベリの仲間で、琉球の島々に産することによる。牧野植物園にあるシマサルスベリは、展示館北の芝生広場に1999(平成11)年、シンボルツリーとして植えたもの。 さらに詳しく② 植栽エリア Fさくら・つつじ園/芝生広場周辺 J結網山 開花期 8月下旬〜9月上旬 見ごろ 博士ゆかり 植物図