2024-09-03 / 最終更新日 : 2024-10-03 牧野植物園広報課管理 シマテンナンショウ(サトイモ科) 高さ20~60cmで、林下・林縁に生える多年草 花序附属体は仏炎苞の外まで伸びる 発芽した年は地上に葉を出さず、2年目に初めて緑色の葉を展開する 高さ20~60cmで、林下・林縁に生える多年草 種名シマテンナンショウ 科名サトイモ科 別名ヘンゴダマ 学名Arisaema negishii Makino 摘要 伊豆諸島(青ヶ島・八丈島・御蔵島・三宅島)に分布し、林下・林縁に生える多年草。雌雄偽異株で、雄株から雌株に性転換する。一般にテンナンショウ属の球茎はシュウ酸カルシウム等を含み有毒で食用としないが、伊豆七島では古くから本種をヘンゴダマと呼び、球茎を煮てすり潰し、団子にしたものを食用としている。 さらに詳しく① 1918(大正7)年、御蔵島から採集された標本をもとに牧野富太郎が「植物研究雑誌」に新種として学名を発表。種小名は採集者に献名した。 さらに詳しく② 植栽エリア E展示館 中庭/周辺 開花期 2月下旬〜3月上旬 見ごろ 博士ゆかり ○ 植物図