2024-09-04 / 最終更新日 : 2024-10-03 牧野植物園広報課管理 4月 トビカズラ(マメ科) 幹などの節から花序を出し、長さ7~8cmある暗紫色の花を 10~20個付ける 開花後、独特の芳香が放たれる つる性の常緑大型木本 長さ50cm以上になる大型の莢果 幹などの節から花序を出し、長さ7~8cmある暗紫色の花を 10~20個付ける 種名トビカズラ 科名マメ科 別名アイラトビカズラ 学名Mucuna sempervirens Hemsl. 摘要 中国の南部~南西部に自生するつる性の常緑大型木本。熊本県菊鹿町相良に1株だけあり、源平合戦の時、観音像が空を飛んでこの木に飛び移り焼き打ちを逃れたという伝説から「飛葛」と名付けられ、国の特別天然記念物に指定されている。2000(平成12)年に長崎県佐世保市のトコイ島にも生えていることが発見されたが、どちらも中国から持ち込まれたものといわれている。4月下旬~5月、幹や太い枝の節から花序を伸ばし、長さ7~8cmある暗紫色の花を 10~20個付ける。かつてはなかなか開花せず、日清・日露戦争時に咲いたため「世に異変が起きる花」として恐れられたという。。 さらに詳しく① さらに詳しく② 植栽エリア H連絡道/こんこん山南斜面 開花期 4月中旬〜5月上旬 見ごろ 博士ゆかり 植物図