2024-09-05 / 最終更新日 : 2024-10-03 牧野植物園広報課管理 3月 フジツツジ(ツツジ科) 枝先に1~3個の花をつけ、径 2~3 cm 繊能なことからメン(雌)ツツジという別名も 花の後に葉を展開(いの町で撮影)©藤井聖子 描画者:牧野富太郎 材質:和紙 技法:墨 年月日:1892/4/13 場所:土佐桑田山(高知県須崎市桑田山) 枝先に1~3個の花をつけ、径 2~3 cm 種名フジツツジ 科名ツツジ科 別名メンツツジ 学名Rhododendron tosaense Makino 摘要 和歌山県・四国(南部)・九州(東部)に分布する半常緑低木。低地から山地の疎林内に生える。牧野富太郎は1892(明治25)年に須崎市桑田山などで採集した標本をもとに1904年(明治37)年、新種として発表した。雄々しいオンツツジ(雄ツツジ)に対して繊能なことからメンツツジ(雌ツツジ)という別名がある。 さらに詳しく① 牧野富太郎は、自身の描いた植物図の中に「雌(めん)ツツジ」のほかにも、方言名を3つ記している。葉や萼の細かい毛を一本一本毛筆で丁寧に描いており、毛が密生しているさまがよく見てとれる。 さらに詳しく② 植栽エリア A土佐の植物生態園 B本館周辺/回廊 Cこんこん山広場 E展示館 中庭/周辺 H連絡道/こんこん山南斜面 I50周年記念庭園/周辺 J結網山 開花期 3月中旬〜3月下旬 見ごろ 博士ゆかり ○ 植物図 ○