2024-09-07 / 最終更新日 : 2024-12-10 牧野植物園広報課管理 ヤマモモ(ヤマモモ科) 果実は熟すと暗紅紫色になり、食用で爽やかな甘酸っぱい味になる 雄花 雌花 未熟な果実 牧野富太郎は子供の時からの大好物 描画者:山田壽雄 材質:ケント紙 彩色 果実は熟すと暗紅紫色になり、食用で爽やかな甘酸っぱい味になる 種名ヤマモモ 科名ヤマモモ科 別名- 学名Morella rubra Lour. 摘要 本州(関東地方南部以西)・四国・九州・琉球、台湾、中国、フィリピンに分布。暖温帯、主に海岸に近い丘陵地のシイ林内などに生育する。果実は核果で球形、6〜7月に熟すと暗紅紫色になり、食用で爽やかな甘酸っぱい味になる。牧野は子供の時からの大好物で、高知県の県花の選定で本種が候補にあがった時には、「そりゃいい」と賛成している。高知県の県花。 さらに詳しく① 山田壽雄が描いたヤマモモの図は、牧野の日記から、1919(大正8)年7月1日に田村利親より受け取ったものを、描かせたと思われる。葉のつき方や葉裏の浮き出る主脈、熟した果実と軸に残る苞や表面の粒々が立体的に描かれている。 さらに詳しく② 植栽エリア A土佐の植物生態園 Cこんこん山広場 Dふむふむ広場 J結網山 開花期 4月上旬〜4月中旬 見ごろ 博士ゆかり 植物図 ○