2024-08-31 / 最終更新日 : 2024-10-03 牧野植物園広報課管理 ウラジロウツギ(アジサイ科) 枝先に総状の円錐花序をつける 葉の裏が白いことが和名の由来 描画者:牧野富太郎 材質:和紙 技法:墨 年月日:1887/11/16 場所:下ナノ川(高知県仁淀川町下名野川) 枝先に総状の円錐花序をつける 種名ウラジロウツギ 科名アジサイ科 別名- 学名Deutzia maximowicziana Makino 摘要 本州(中部地方・近畿地方)・四国に分布し、山野の斜面や崖などに生える落葉低木。葉の裏側には10~14本の枝を持つ星状毛が重なり合って生えており、白く見えることから、この和名が付いた。 さらに詳しく① 牧野富太郎が吾川郡名野川で発見。標本をマキシモヴィッチに送ったところ、同氏が1888(明治21)年、新種 Deutzia discolor Maxim.として発表した。しかし、この同じ学名がすでにあることから、正式発表にならず。のちに1892(明治25)年、牧野はマキシモヴィッチに献名し、正式に発表した。 さらに詳しく② 植栽エリア A土佐の植物生態園 E展示館 中庭/周辺 開花期 4月中旬〜4月下旬 見ごろ 博士ゆかり ○ 植物図 ○