2024-09-02 / 最終更新日 : 2024-10-03 牧野植物園広報課管理 クマガイソウ(ラン科) 葉は縦ひだが多く扇を広げたようで、葉の間から高さ15cmほどの花柄を出す 袋状の唇弁を平敦盛を討った熊谷直実の母衣に見立てた (高知県中部の山地で撮影)©藤井聖子 (高知県中部で撮影)©藤井聖子 描画者:牧野富太郎 材質:和紙 技法:墨 年月日:1886/5/5 場所:Prov. Tosa: Mount Yokogura-yama.(高知県越知町横倉山) 葉は縦ひだが多く扇を広げたようで、葉の間から高さ15cmほどの花柄を出す 種名クマガイソウ 科名ラン科 別名クマガエソウ 学名Cypripedium japonicum Thunb. 摘要 北海道西南部~九州、朝鮮半島、中国東部に分布する多年草。暖温帯~冷温帯の樹林下、特に杉林、竹林下に群生する。萼片と側花弁は淡黄緑色、唇弁は袋状で紅紫色の脈が目立つ。和名は、唇弁を昔の武将が矢や石避けに背負った母衣(ほろ)に見立て、源平合戦において平敦盛を討った熊谷直実に因む。 さらに詳しく① さらに詳しく② 植栽エリア I50周年記念庭園/周辺 開花期 4月中旬〜4月下旬 見ごろ 博士ゆかり ○ 植物図 ○