2024-09-03 / 最終更新日 : 2024-10-03 牧野植物園広報課管理 シモバシラ(シソ科) 葉腋から長さ6~9cmの花穂を出し、小形の唇形花を多数つける 花が片側に偏ってつく傾向がある 高さは60cmほど 冬に枯れた茎から霜柱のような氷柱が出る 葉腋から長さ6~9cmの花穂を出し、小形の唇形花を多数つける 種名シモバシラ 科名シソ科 別名- 学名Keiskea japonica Miq. 摘要 本州(埼玉県以西)・四国・九州に分布し、低地から山地の木陰等に生える多年草。和名は、冬に枯れた茎から霜柱のような氷柱が出る特性があることから。 さらに詳しく① シモバシラに霜柱ができるメカニズムは、根が吸い上げた水が毛細管現象によって茎の導管内を上がり、それが茎の割れ目からしみ出し、外気が氷点下の時そのしみ出した水が凍ることにある。氷の結晶は、茎の割れ目の形によって不思議な形となる。また、この水にさまざまな物質が含まれていることもその原因の一つとも考えられている(他のシソ科やキク科の草本にもできることがある)。� さらに詳しく② 植栽エリア A土佐の植物生態園 H連絡道/こんこん山南斜面 I50周年記念庭園/周辺 開花期 9月下旬〜10月中旬 見ごろ 博士ゆかり 植物図