スイタグワイ(オモダカ科)

               
種名スイタグワイ
科名オモダカ科
別名-
学名Sagittaria trifolia L. f. suitensis Makino
摘要 牧野富太郎が1918(大正7)年に「植物研究雑誌」にてオモダカの品種として学名を発表。古代から日本に生えていたオモダカが大阪府吹田砂堆を中心に進化したもので「半栽培植物」(水田に生えてくる野生植物をそのままにし後に収穫)とされる。かつて京都御所に食用として献上されていた吹田市の名産。戦後の住宅開発や除草剤の多様により減少したが、現在は吹田くわい保存会によって大切に守られている。
さらに詳しく① 正月などに食される中国原産のクワイとは異なり、大阪府の吹田砂堆に自生していたオモダカの一品種で、地下茎の先にできた塊茎を食用にする。江戸時代中期には、摂州吹田村(現・大阪府吹田市)の名産品として知られ、1683(天保3)年から明治維新までの約200年間、毎年春には京都御所に献上されてきた。
さらに詳しく②
植栽エリア E展示館 中庭/周辺 I50周年記念庭園/周辺 
開花期 8月上旬〜8月下旬
見ごろ
博士ゆかり
植物図