スズカケソウ(オオバコ科)
球形の花序が並んだ姿を、山伏が着る鈴懸の上に掛ける結袈裟の房に見立てた
| 種名 | スズカケソウ |
|---|---|
| 科名 | オオバコ科 |
| 別名 | - |
| 学名 | Veronicastrum villosulum (Miq.) T.Yamaz. |
| 摘要 | 茎を斜上させてつる状になる多年草。和名は、球形の花序が並んだ姿を、山伏が着る鈴懸の上に掛ける結袈裟(ゆいげさ)の房に見立てたことから。絶滅危惧IA類(環境省)。 |
| さらに詳しく① | 園芸・薬用植物として江戸時代から知られていたが、1896(明治29)年および1906(明治39)年に牧野富太郎が「植物学雑誌」でこの植物を記載した時には自生地不明とした。その後もたびたび、国内で標本は採集されたが、いずれも中国渡来の栽培品からの逸出と判断。1989(平成元)年、徳島県貞光町(現つるぎ町)の暗い急斜面において発見され、その状況からしてこの場所が自生地と考えられている。 |
| さらに詳しく② | |
| 植栽エリア | B本館周辺/回廊 E展示館 中庭/周辺 Fさくら・つつじ園/芝生広場周辺 J結網山 |
| 開花期 | 6月中旬〜7月上旬 |
| 見ごろ | |
| 博士ゆかり | ○ |
| 植物図 | ○ |


