2024-09-04 / 最終更新日 : 2024-12-05 ガイドチーム ダイダイ(ミカン科) 「代々」の意味で、果実が年を越した後も木についていることから 花弁は5個、20本ほどの雄しべと1本の雌しべがある 果実は苦みがあるため食用にされないが、正月の鏡餅に使われる 夏の初め頃、枝端の葉腋に1ないし数個の花を開く 描画者:川崎哲也 彩色 「代々」の意味で、果実が年を越した後も木についていることから 種名ダイダイ 科名ミカン科 別名- 学名Citrus aurantium L. 摘要 ヒマラヤ原産の植物で、中国を経由して日本に渡来した。果実は収穫せずに放置すると2~3年は樹木についており、2年目、3年目の果実が同時に見られることからダイダイ(代々)という植物名が付いたとされ、正月のお飾りに使われる。未熟果実は生薬名「キジツ(根実)」。芳香と苦みがあり、健胃薬として家庭用の胃腸薬に配合されているほか「四逆散(しぎゃくさん)」や「五積散(ごしゃくさん)」など、漢方薬に配合されている。 さらに詳しく① さらに詳しく② 植栽エリア G薬用植物区 開花期 5月上旬〜5月上旬 見ごろ ○ 博士ゆかり 植物図 ○