ヘラノキ(シナノキ科)
花序の軸にはヘラのような包葉がある
| 種名 | ヘラノキ |
|---|---|
| 科名 | シナノキ科 |
| 別名 | - |
| 学名 | Tilia kiusiana Makino et Shiras. |
| 摘要 | 本州(紀伊半島・中国地方)・四国・九州の山地に生える落葉高木。初夏に集散花序を下向きにつけるが、花序の軸にはヘラのような包葉があり、名前の由来となっている。 |
| さらに詳しく① | 牧野富太郎が、樹木学者の白澤保美とともに1896(明治29)年、「植物学雑誌」にて新種として発表した。 東京都練馬の牧野博士の自宅(現・牧野記念庭園)には、自ら植栽株が今も元気に育っていて、この個体はその枝を接木したもの。当園の標本庫には、牧野博士が採集した自宅のヘラノキの押し葉標本が50枚ほどあり、お気に入りだったのではと想像される。 |
| さらに詳しく② | |
| 植栽エリア | E展示館 中庭/周辺 |
| 開花期 | 7月上旬〜7月上旬 |
| 見ごろ | |
| 博士ゆかり | ○ |
| 植物図 | |


