2024-09-06 / 最終更新日 : 2024-09-10 広報管理 ホップ(アサ科) 多くの苞と小花が集まって松毬状の房(毬花)となり、1個体に数千個つく 毬果を乾燥させビールの風味付けなどに使われる 描画者:山田壽雄 ロバート・ベントリー&ヘンリー・トリメン著『薬用植物』(1880)の図を写し彩色 材質:ケント紙 彩色 出典:ロバート・ベントリー&ヘンリー・トリメン『薬用植物』第4巻(1880) PN:第230図版 種別:写し 多くの苞と小花が集まって松毬状の房(毬花)となり、1個体に数千個つく 種名ホップ 科名アサ科 別名セイヨウカラハナソウ 学名Humulus lupulus L. var. lupulus 摘要 ヨーロッパ東部、小アジア、中央アジア〜シベリア西部に分布するつる性の多年草。根茎は太くてよく分枝し、茎には多数の小さな棘がある。雌雄異株で雌株の花序柄の先端に多くの苞と小花が集まって松毬状の房(毬花)となり、1個体に数千個つく。毬果を乾燥させたホップとオオムギを用いて発酵させたものがビールであり、ホップは主に風味付けや泡立ちをよくし、腐敗を防ぐ。ヨーロッパや中国では鎮痛や消化管刺激などの薬用になる。また神経の興奮を抑え、消化不良や不眠症に用いる。 さらに詳しく① さらに詳しく② 植栽エリア G薬用植物区 開花期 8月下旬〜9月下旬 見ごろ 博士ゆかり 植物図 ○