マイヅルテンナンショウ(サトイモ科)

               
種名マイヅルテンナンショウ
科名サトイモ科
別名-
学名Arisaema heterophyllum Blume
摘要 本州(岩手県より岡山県まで点在)、四国、九州、朝鮮南部、中国(本土・台湾)に分布する。低地の草原にはえ、球茎に子球をつける。和名は、小葉の並ぶ草姿を鶴の翼に見立てて、また花序は鶴の頭になぞらえたことから名付けられた。球茎を薬用とし、生薬名は「テンナンショウ(天南星)」。鎮静・去痰作用があり鎮痙・去痰薬に用いる。
さらに詳しく① 1910(明治43)年5月、高知県幡多郡角崎(現・四万十市)で、山本一が高知で初めてマイヅルテンナンショウを採集し、翌1911(明治44)年、牧野富太郎によって「植物学雑誌」で確認発表された。その後、高知では長らく発見されることがなく絶滅が危惧されていたが、2006(平成18)年5月、96年ぶりに四万十市入田で再確認されている。
さらに詳しく②
植栽エリア G薬用植物区 
開花期 5月下旬〜5月下旬
見ごろ
博士ゆかり
植物図