2024-09-06 / 最終更新日 : 2024-12-10 牧野植物園広報課管理 植物図 モクレイシ(ニシキギ科) 春先、1月の終わりころから緑白色の花が咲く(画像は雄株) 雌株の雌花 橙赤色の種子 描画者:牧野富太郎・山田壽雄 材質:ケント紙 技法:墨 出典:『大日本植物志』第1巻第4集(1911) PN:第12図版 種別:原図 描画者:牧野富太郎・山田壽雄 材質:ケント紙 技法:墨 出典:『大日本植物志』第1巻第4集(1911) PN:第13図版 種別:原図 春先、1月の終わりころから緑白色の花が咲く(画像は雄株) 種名モクレイシ 科名ニシキギ科 別名フクボク、リュウキュウモクレイシ、ハチジョウモクレイシ 学名Microtropis japonica (Franch. et Sav.) Hallier f. 摘要 国内では本州(房総、神奈川、伊豆)と九州(南部、五島列島)、沖縄に隔離分布し、暖地に生育する常緑低木。雌雄異株。春先、1月の終わりころから緑白色の花が咲き、果実はだいぶ遅れて、翌年の花の咲く前に熟して割れ、橙赤色の種子が枝に残る。和名の由来は、ツルレイシ(ニガウリ)に対し、木茘枝という見解もあるが、不明。 さらに詳しく① 1909(明治42)年に牧野富太郎が新属Otherodendronを設立して、フランシェとサバティエが発表した本種を1属1種のOtherodendron japonica Makinoとして発表した(現在本種はMicrotropis属として扱われる)。『大日本植物志』に詳細な記載と精密な図を載せた。 さらに詳しく② 植栽エリア E展示館 中庭/周辺 開花期 2月下旬〜3月中旬 見ごろ 博士ゆかり ○ 植物図 ○