ジョウロウホトトギスは今 ~10/4編~

ジョウロウホトトギスは、今年はいつ頃から咲きますか?
毎年、10月に入ると増える園への問い合わせです☎
鈴状のふっくらとした上品な花姿が美しいジョウロウホトトギス。例年、10月に入るとポツポツと花が咲き始めることが多いのですが・・

ジョウロウホトトギス(2021年10/11撮影)

今日10/4現在、まだ先端の最も大きいつぼみでも長さ1㎝足らずと、今年は開花にはまだ10日はかかりそうな見込み。
現在の状態はこちらです↓

ジョウロウホトトギス(10/4撮影)
2年前(2022年10/4撮影)

2年前のちょうど同じ日、2022年10月4日に撮影した写真があったので比較してみると、一目瞭然でしょう👀

やっぱり今年は、ニュースでも伝えられているとおり、秋が遅いようです。

ヒガンバナ(10/4撮影 ふむふむ広場)

ヒガンバナも、園内(高知の平野部)では例年、ちょうど9月のお彼岸のころ(9/20頃)開花のピークを迎えるのですが、今年は10日から2週間遅れで、今が最盛期。

ジョウロウホトトギスも、いつもの秋より遅い10月下旬に見ごろを迎えそうです。
最新の開花状況はおって、更新していきます。

【ジョウロウホトトギスの開花見込み】

▼咲き始め:おそらく来週末

(10/14)以降


▼最盛期:10月下旬ごろ

※10/4時点

ちなみに、当園の専門員から聞いて印象に残っている言葉がこちら。

「ジョウロウホトトギスのつぼみは上昇志向で、花は下向き、果実になったら再び頭を上げる」
上向きのつぼみと下を向く花
果実は再び上を向く

一番、華やかで勢いがあるときには謙虚で、ピークを越えてもなお、胸を張り凛と上を見続けているようで、なんだか素敵じゃないですか。
ぜひ“宮中の貴婦人”のつぼみや果実の姿にもご注目ください。

広報課・渡瀬