土の中からひょっこり! ~秋の人気者・キイレツチトリモチ~

正門から入ったお客さまをお出迎えするように、本館窓口の手前で出会える奇妙な植物👀(下の写真は過去の写真です)

キイレツチトリモチ(2018年11月14日撮影)

ガイドでご紹介すると、十中八九「かわいいキノコ🍄」と喜んでくれますが、れっきとした植物で、葉緑体を持たず木の根に寄生することで栄養を獲得する、とっても珍しいキイレツチトリモチです。

そのユニークな見た目もあって、ディープなファンの方も多く、この時期、お問い合わせが増える“人気者”✨✨

今年は他の多くの植物同様、少し登場が遅れているようで、ガイドチームでその成長のようすを随時、発信していきます。

本日[11/14(木)]の様子はこちら👇🏻

キイレツチトリモチの”赤ちゃん”(11月14日撮影)

ヒョコっと地面から姿を現したクリーム色のキノコの「傘」のように見えるのが花序(花の集まり)で、「柄」にあたるものが花茎。

この花序からやがて、雄花が開き、無数の雌しべが出てくるのですが、それは開花したときに詳しくご紹介します(現在は花序が地上に現れ、まだつぼみの段階です)。

キイレツチトリモチがあるのは、本館窓口の手前の階段が目印。

本館窓口の手前に設けられた専用階段

ぜひこの階段を登り、指先ほどのサイズのかわいい姿にご注目ください。

広報課ガイド 濱田香織