シマエンジュ(マメ科)

               
種名シマエンジュ
科名マメ科
別名-
学名Maackia tashiroi (Yatabe) Makino
摘要 本州(和歌山県)・四国・九州・琉球に分布し、温暖な海岸に稀に生育する落葉低木。高知県内では足摺岬周辺では見られない。7~8月に淡黄白色の花をつける。牧野富太郎が1902(明治35)年「植物学雑誌」にて属をイヌエンジュ属に組替えて発表した。
さらに詳しく① 1887(明治20)年に田代安定が鹿児島県奄美大島で採集したものを小石川植物園で栽培し、その個体にもとづき矢田部良吉が1892(25)年に命名、発表したマメ科の落葉低木。当初、矢田部はフジキ属(Cladrastis)に分類して発表したが、牧野富太郎は研究により属を現行のイヌエンジュ属(Maackia)に移した。種小名は、最初の採集者である田代安定に由来する。
さらに詳しく②
植栽エリア A土佐の植物生態園 E展示館 中庭/周辺 
開花期 7月上旬〜7月下旬
見ごろ
博士ゆかり
植物図