カンザクラ’大寒桜’（バラ科）

花は淡紅色。花弁の先に細かな切れ込みがある

若芽は緑褐色で花のあとから伸びる

萼筒は細長く長さ7～9.5mmと大型

花は淡紅色。花弁の先に細かな切れ込みがある

種名	カンザクラ’大寒桜’
科名	バラ科
別名	アンギョウカンザクラ
学名	Prunus × kanzakura 'Oh-kanzakura'
摘要	もともと埼玉県川口市安行の田中一郎邸にあったもので、カンヒザクラと多種との種間雑種と考えられている園芸品種。小清水之助によって増やされ安行から広められたため「安行寒桜」ともいわれる。関東を中心に公園などに植栽されている。
さらに詳しく①	「こんこん山広場」に植栽されている株は、牧野富太郎が自身の手で自宅の庭に植栽し、現在も練馬区立牧野記念庭園に現存する株を接木で殖やしたもの。亡くなる前、牧野富太郎は自宅の庭の植物の行く末を案じ、自身が集めた植物を多くの人に見てもらえればこんなに嬉しいことはないと語っていた。生誕150年を迎えた2012（平成24）年、望郷の念が募りながらも帰郷を果たせなかった牧野富太郎の願いを叶えるために、牧野記念庭園より枝の分譲を受け、大切に育てている。
さらに詳しく②
植栽エリア	Cこんこん山広場
開花期	2月下旬〜3月上旬
見ごろ
博士ゆかり
植物図