ユズ(ミカン科)

               
種名ユズ
科名ミカン科
別名-
学名Citrus junos (Makino) Siebold ex Tanaka
摘要 中国原産の常緑小高木で、日本には奈良時代前後に伝わったといわれる。高知県はユズの産地として知られ、国内生産量第1位、全国で売られているユズの50%以上を占める。酸味が強く、果汁をしぼったものを高知では「ゆず酢」または 「ゆの酢」とよび、料理の味付けや飲み物として利用する。また、ユズは香りが強いため悪い気を追い払うと考えられ、冬至のお風呂にユズを浮かべ 「厄払い」をする風習がある。
さらに詳しく① シーボルトがCitrus junosと公表したが正式に発表しておらず、後に牧野富太郎が、1901(明治34)年、ユズを学術的に分類し、『植物学雑誌』にて、Citrus Aurantium Linn. subsp. Junos (Sieb.) Makino として発表。学名にあるJunosは、地域でユズの呼称であった「ゆのす」からシーボルトが付けたもの。その後、田中長三郎が、ユズは牧野が提唱した亜種ではなく、独立した種であると再分類した。
さらに詳しく②
植栽エリア Dふむふむ広場 
開花期 5月上旬〜5月中旬
見ごろ
博士ゆかり
植物図
       

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