2024-08-31 / 最終更新日 : 2024-10-03 牧野植物園広報課管理 10月 オオクサボタン(キンポウゲ科) 牧野富太郎が命名。学名には「美しい」という意味が込められている 高知県では四万十川中流域に生育する小低木 痩果 痩果には羽毛状の長い宿存花柱がある 痩果の冠毛は乾燥すると羽毛状に毛を広げる 牧野富太郎が命名。学名には「美しい」という意味が込められている 種名オオクサボタン 科名キンポウゲ科 別名- 学名Clematis speciosa (Makino) Makino 摘要 四国、九州に分布する落葉小低木で、湿った林床に生える。高知県では四万十川中流域の林縁など、限られた場所でのみ確認されている。10月頃、薄素色の小さな鐘形の花をつける。 さらに詳しく① 牧野富太郎が35歳のとき[1897(明治30)年]、新種として発表。可憐なたたずまいに心を惹かれたのか、学名は、“美しい”という意味のラテン語(speciosa)をあて 、Clematis speciosa と命名した。なお和名は、北海道の一部や本州の草地などに生育するクサボタンより、葉や花が大型であることからオオクサボタンと名付けた。 さらに詳しく② 植栽エリア B本館周辺/回廊 E展示館 中庭/周辺 開花期 10月上旬〜10月中旬 見ごろ 博士ゆかり ○ 植物図