カンランの園芸品種(ラン科)

               
種名カンランの園芸品種
科名ラン科
別名-
学名Cymbidium kanran Makino(カンラン)
摘要 カンランは、日本(静岡県以南)、中国南部、台湾、韓国(済州島)に分布し、温暖な地域の林内に地生する。花色、花形葉姿は多様で、芳香を放つことが特徴。昭和30年代後半から日本で本格的なブームとなり、自生地のひとつである高知県でも盛んに育種されてカンランから多くの園芸品種が作られた。和名のカンランは「寒蘭」で冬の寒い時期に花が咲くことから。
さらに詳しく① 牧野富太郎は「カンランは花の香り、葉の高貴な佇まいから最も高貴で価値のあり、日本で最もよく知られたランである」と称賛し、1902(明治35)年、新種として学名を発表した。カンランの魅力は、空間美にあるといわれ、光沢の強い葉に加え、葉上高く咲かせる花のバランスがとれた美しい植物。ふくよかな香りとともに楽しめる。
さらに詳しく②
植栽エリア B本館周辺/回廊 L土佐寒蘭センター 
開花期 10月下旬〜11月下旬
見ごろ
博士ゆかり
植物図