トキワバイカツツジ(ツツジ科)

               
種名トキワバイカツツジ
科名ツツジ科
別名-
学名Rhododendron uwaense H.Hara et T.Yamanaka
摘要 愛媛県の低山の疎開した常緑樹林内に生育する高さ2~3mの常緑低木。1984(昭和59)年に原寛、山中二男によって発見され、またその近縁種が中国大陸にあることが判明した。
さらに詳しく① 1984(昭和59)年、愛媛県宇和島市の山中にのみ分布する日本固有種トキワバイカツツジが発見、記載された。常線で光沢のある葉は、花がなければツツジの仲間には見えず、アセビなどと間違われ見過ごされてきたようで、当時、専門家達は植物調査がよく進んだ日本でツツジ属植物の新種が発見されなことに大変驚いたとのことである。しかし近年、園芸目的の盗掘や里山の荒廃などにより群落が衰退。絶滅危惧ⅠB類(環境省)に指定されている。当園に植栽されている株は、1985(昭和60)年に自生地近くの民有地で杉林育成のために引き抜かれた本種を保護したもの。
さらに詳しく②
植栽エリア J結網山 
開花期 4月上旬〜4月中旬
見ごろ
博士ゆかり
植物図