ノジギク(キク科)

               
種名ノジギク
科名キク科
別名セトノジギク
学名Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai
摘要 海岸に近い山のふもとや崖地に生える日本固有の多年草。牧野富太郎によって1884(明治17)年仁淀川町で見出され、1890(明治23)年に和名が付けられた。牧野博士は「野路の菊という意味だ」と述べているが、兵庫県を東限とした本州の瀬戸内海沿岸や、四国(南東岸を除く)、九州の東海岸に分布し、主に海岸周辺に自生していることが明らかにされている。高知県内では物部川より西に分布、物部川から東はシオギクが分布している。
さらに詳しく① 牧野富太郎が 1884(明治 17)年に吾川村川口(現・高知県淀川町川口)で見出し、1890(明治 23)年に野路に生えていたことからノジギクと名付けた(のちに海岸沿いに多く自生することが判明しました)。発見地のものは葉が細かく切れ込んでおり、実物と牧野の描いた植物図を比べるとその特徴がよく表現されていることがわかる。牧野は園芸用に栽培されるイエギクの原種と考えていた。
さらに詳しく②
植栽エリア A土佐の植物生態園 E展示館 中庭/周辺 Fさくら・つつじ園/芝生広場周辺 H連絡道/こんこん山南斜面 I50周年記念庭園/周辺 
開花期 11月中旬〜12月中旬
見ごろ
博士ゆかり
植物図