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植物データベース
現在の、この見ごろの植物のホームページには824種の植物を掲載しております。
その中には、下表のとおり牧野博士をはじめ山田壽雄などが描いた植物図 298点も掲載されております。ぜひその植物図も合わせご覧ください。
内容 | 掲載数 | 備考 |
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種類数 | 824点 | 2025年5月現在 |
植物画像 | 3,174点 | 園内で撮影した画像を中心に、また高知県内の自生地などで撮影した画像も掲載しています |
植物図 | 298点 | 描画者:牧野富太郎 196点、山田壽雄 45点、水島南平4点、西野猪久馬3点、川崎哲也2点、吉永虎馬1点、渡邉鍬太郎1点、山本襄ニ1点、など |
標本画像 | 3点 | 牧野庭に植えられていたヒメアジサイの株の標本など |
ムジナモ
1890(明治23)年、江戸川河川敷(現在の東京都江戸川区北小岩)で、ヤナギの仲間の果実を採集しようとしていた28歳の牧野富太郎は、用水池に浮かぶ奇妙な水草を発見。これを当時出入りしていた東京大学理学部植物学教室に持ち込んだところ、海外の書物に載っている有名な食虫植物で、学名がアルドロヴァンダ・ウェシクロサであること、ヨーロッパ、インド、オーストラリアの一部にのみ分布していることを矢田部良吉教授から教えてもらった。日本で初めての発見者となった牧野富太郎は、ムジナ(=アナグマやタヌキ)の尾に似て水中に浮いているので「ムジナモ」という和名を付けた。この後、牧野は矢田部教授から植物学教室への出入りを禁じられ苦境に立たされたが、ムジナモの詳細な植物図を完成させ「植物学雑誌」にて発表。開花した花が描かれた牧野の精密な図は世界に衝撃を与え、ドイツ人植物学者エングラー監修の世界的な権威ある書物『ダス・プランツェンライヒ』に転載され、日本の牧野富太郎の名が世界に知られるきっかけとなった。
植物データベースには各種写真や、その植物の説明、植栽エリア、開花期が掲載されてます。
植物データベース掲載の植物図
当園が所蔵する植物図に描かれた植物をピックアップ
夏に、ご覧いただける植物を中心に選んでみました
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